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社員証を作るとき、必ず出てくる疑問があります。
「ICカードのほうがいいの? それとも一般カードで十分?」
実際にお問い合わせをいただく中でも、この2種類の違いがよくわからないという声は本当に多いです。
毎日社員が首から下げて使うものだからこそ、機能性・コスト・安全性はしっかり比較して選びたいところですよね.
이번 글では、印刷のプロの視点から 社員証カードの2つのタイプをわかりやすく整理 してご紹介します。自社にどちらが合うのか、判断のヒントにしてみてください!
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社員証カードは大きく2種類
① ICカード(非接触IC・接触型IC)
セキュリティゲートの開閉や勤怠管理など、
“タッチして使う” 機能が搭載された高機能カードです。
特徴まとめ
* 社内セキュリティが強化できる
* 勤怠・入退室管理をまとめて運用可能
* カード内部にチップがあるため印刷方法に注意が必要
* 一般カードよりコストは高め
② 一般カード(PVC・PET・PET-Gなど)
機能を持たない、いわゆる 普通のプラスチックカード。
社員証を「身分証明・デザイン重視」で使う企業で多く採用されています。
特徴まとめ
* コストが安い
* デザインの自由度が高い
* ICちっぷがないため薄くて軽い
* セキュリティ運用には別の仕組みが必要
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ICカードと一般カードを比較表でチェック
項目
ICカード
一般カード
機能
非接触タッチ/入退室管理/勤怠連携
なし(身分証として利用)
印刷方法
熱転写・UV印刷(注意点あり)
熱転写・UV印刷・オンデマンド印刷など幅広い
厚み
約0.76mm
約0.76mm(素材による)
耐久性
高いが管理が必要
高い(汚れに強い)
コスト
高い(単価+システム費)
低コスト
適した用途
セキュリティ重視の企業
デザイン重視/名札用途
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ICカードの種類と選び方
社員証に使われるICカードには複数種類があります。
■ Felica(フェリカ)
* タッチ決済や交通系にも使われるタイプ
* 高速で安定、セキュリティが高い
* 日本企業で最も多く採用される
■ MIFARE(マイフェア)
* 海外企業でもよく使われる汎用IC
* コストが比較的安い
■ HID・iCLASS
* グローバル企業の高セキュリティ規格
* オフィスビルでの利用が多い
ポイント:既に使っている入退室システムに合うカードを選ぶことが最重要!
新規で導入する場合は、セキュリティレベル・運用コストも合わせて比較しましょう。
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一般カードはデザイン性が強み!
社員証としての見た目を重視したい企業には一般カードが人気です。
■ デザインの自由度が高い理由
* 背景を全面フルカラーで印刷できる
* グラデーションや写真も鮮やか
* 二層構造・透明カードなど特殊仕様にも対応
■ よく選ばれる素材
* PVC:最も一般的でコスパ良し
* PET:耐久性が高い
* PET-G:環境配慮型で人気上昇中
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どちらを選べばいい?目的別のおすすめ
▼ セキュリティ/勤怠管理が必要
👉 ICカードがおすすめ!
入退室と社員証を一体化でき、運用の効率化につながります。
▼ コストとデザイン重視なら
👉 一般カードで十分!
必要最低限の機能に絞ることで費用を大きく抑えられます。
▼ すでにICカードを使っている場合
👉 カード印刷の方法に注意
チップ位置を避けて印刷する必要があるため、印刷会社に事前相談を。
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まとめ:自社の目的に合ったカード選びが大切
社員証は毎日使う大切なアイテム。
「セキュリティを強化したいのか」
「デザイン重視でコストを抑えたいのか」
まずはこの軸を決めると選びやすくなります。
* セキュリティ重視 → ICカード
* コスト・デザイン重視 → 一般カード